歯科治療は細菌との闘いにつきます。歯の表面のエナメル質に比べ、細菌感染部位を削った後に露出する内層の象牙質と呼ばれている部分は、細菌感染に非常に弱い層となります。型を取ってからかぶせものをセットするまでの期間で、新たな細菌感染をする可能性が高まるため、その期間が短くなれば、歯の健康寿命も確実に伸びます。
仮歯を入れても、感染の確率はあまり下がらないため、特に神経の治療を行っていない歯に関しては、CERECによる治療が最も有効な治療になってきます。

被せ物などを製作する際に必要なのが、歯の型取りです。歯型を取るためには大きな印象材をお口に入れる必要があり、これが患者様にとって負担になることもあります。
しかし、セレックシステムでは印象材は使用せず、お口の中を最先端の3D光学カメラを使用し型取りを行うので負担を最小限に抑えながらも、高品質な型取りを行うことができます。

セレックシステムにより製作された、詰め物・被せ物は高品質なセラミックを使用しているため、10年間で90%以上の残存率を実現する優れた耐久性を誇っています。
歯科医師自ら歯の設計をし、患者様一人ひとりに合わせて出来上がった詰め物をミリ単位で調整いたしますのでご安心ください。

セレックシステムでは、歯のスキャンから3Dモデルの製作、詰め物・被せ物の設計と製作まですべて院内で完結するため、素早く精度の高い治療をすることができ費用の面でも安く抑えることが可能となっています。