無痛治療

Painless dentistry
安心してください。
本郷歯科クリニックでは痛みを感じさせないように工夫しています。

痛みは怖く嫌なもの

痛みイコール怖い
患者様が痛くない治療を望まれるのと同じように、私たちも痛くない治療をしたいと考えています。
「歯医者=痛い=怖い」のイメージは本位ではありません。
しかし、「痛い=怖い」についてはイメージ通り、痛いことは、怖く、嫌なものなのです。

では、なぜ痛くなるのでしょうか?

危機警告
実は、痛みを感じるということは、そこに危機が迫っていいることを身体が警告してくれているからであり、身体の重要な機能のひとつなのです。
もちろんベストなのは、定期的な検診で、早期発見で予防していくことであることは間違いありません。
しかし、一度痛んでしまった場合、早めの来院をお勧めする理由が2つあります。

1痛みは、さらに新しい痛みを作り出し増幅させていきます。

痛みの増幅
痛みを感じると交感神経が興奮し、血管が収縮し、虚血状態になると血管から発痛物質が分泌されます。 また、炎症が起きている場所にも血管から発痛物質が分泌され、結果痛みは増幅されます。

2痛みは、放置すると痛みをさらに感じやすくなります。

痛みの悪化
末梢神経から中枢神経へ痛みを伝えていく過程で末梢側では軸策反射により疼痛関連物質が分泌され、痛みの閾値が低下します。閾値とは痛みを我慢できる防波堤のようなもので、低くなれば、それだけ痛みを感じやすくなり、少しの刺激でも痛みを感じやすくなります。さらに中枢神経系で痛みが繰り返し伝わると反応しやすくなるといわれています。
過去のつらい経験や不安、もう少しすればなんとかなるかもしれないと淡い期待などから、歯科クリニック受診をためらわれる気持ちはわかりますが、痛みに関しては、我慢する理由はまったくないばかりではなく、かえって状況を悪化させてしまうだけなのです。

痛みをとるための治療を優先して行います

局所麻酔
本郷歯科クリニックでは、痛みを伴って受診された方に関しては、まず、痛みをとるための治療を優先しておこなっていきます。ただし、先ほど述べたように、痛みは身体からの警告ですから、痛みをとるだけではなくしっかりした治療が必要なことはいうまでもありません。
悩ましいのは、治療を始めるにあたって、痛みの信号をストップさせるための局所麻酔にも痛みが伴うということです。局所麻酔が効いてくれば、痛みの信号はほとんどの場合、ストップさせることが出来ますので、局所麻酔が痛みなく出来れば痛みのない治療が成功します。

痛みのない麻酔を行うために

本郷歯科クリニックでは、痛みのない麻酔を行なうため5つの取り組みを実施しています。

1リラックスした環境

実は痛みは環境や心の状態の影響を大きく受けます。これは内側系の痛みの伝導路からくるものと考えられます。本郷歯科クリニックの清潔な治療室は、リラックスをするための青や緑を使い、落ち着いた感覚をえため、壁は茶色を基調としています。また、スタッフの制服もベージュを基調とし、ドクターも白衣ではなくポロシャツを着用しています。また、治療中に笑顔を見せることもありますが、けしからんとは思わないでください。

2充実したカウンセリング

少しでも安心して治療を受けていただくために、治療を始める前にまず症状や痛みはもちろんのこと、お口にかかわる悩みを伺います。すこしでも不安や疑問が残っている場合には、無理に治療をおこなうことはしません。

3表面麻酔と極細の針

極細の針
注射針のチクッとした痛みを和らげるために、歯茎の表面にジェル状の麻酔薬を事前に塗布します。また、通常使用する針も極細の33G(0.2mm)で、皆さんが病院で皮膚に注射をされるときに使う針でもっとも細いものが27G(0.4mm)であることを考えるとどれだけ細いかわかります。当然細い針のほうがチクッとする痛みも緩和されます。

4麻酔液の温度

麻酔液の温度
温痛覚というように、温度の違いも、痛みの原因になります。当クリニックでは専用のカートリッジウォーマーを使い、事前に麻酔液の温度を体温に近い37℃にすることでその痛みの軽減を図っています。

5麻酔液の注入速度

麻酔液をゆっくり注入
極細の針を使用するため、あまり急いで麻酔液を注射していくとは痛みの原因となります。始めはゆっくりと麻酔液を注入していくことで、液を注入する圧力から生じる痛みを和らげます。